首里城公園(那覇市)の正門、歓会門に4月から新しい扁額(へんがく)が掲げられている。金の竜や五色の雲も鮮やかに、観光客を迎えている。

新しく製作された歓会門の扁額=那覇市・首里城公園

 先代の額は1992年の首里城復元で作られ、22年間の日光や風雨で色あせていた。当時も製作した県指定無形文化財「琉球漆器」保持者の前田孝允さん(77)が、10カ月かけて新しい額を作った。

 耐久性を考えて素材をイヌマキ(チャーギ)からヒノキに変えた。前田さんは「天気によって表情が違って見える。仕上がりに満足している」と話した。

 製作は県教育庁文化財課の2013年度事業で、予算は約740万円。14年度は歓会門の先代の額と、久慶門のスペアを含む二つの額を、約550万円かけて修復する。