【大宜味】沖縄電力(浦添市、大嶺満社長)が運用する大宜味風力発電実証研究設備の竣工(しゅんこう)式が2日、立地する大宜味村根路銘であった。同社や村の関係者約90人が出席。運用の安全を祈願し、施設を見学した。

沖縄電力の風力発電機が完成し、運用が始まった=2日、大宜味村根路銘

 完成した2基の発電出力は計4千キロワット。年間想定発電量は800万キロワット時で、一般家庭約2200軒分に相当する。二酸化炭素の削減量は、年間約7千トン。タワーは高さ70メートル、ブレードの最高到達点は111メートル。実証実験で、風力によって変動する出力を、蓄電池を使って安定させる技術の研究を進める。

 同社研究開発部の宮城秀樹部長は「標高が高く風況がいい。通常はタワー上部にある発電設備を地上に造り、沖縄の風の強さに対応しているのも特徴」と説明。遠隔から発電状況が確認でき、通常は無人で管理される。