りゅうぎん総合研究所(池端透社長)は2日、2013年度の県経済動向を発表した。消費増税前の駆け込み需要で、消費関連や建設関連が好調だったほか、新石垣空港開港や国内外の航空路線の拡充で観光客数が増加し、観光関連も伸びたとして「拡大の動きがさらに強まった」と判断した。

【消費関連】

 日本銀行の金融緩和政策に加え、前年に比べ台風の影響が少なかったことから、百貨店とスーパーの売上高は前年度を上回った。新車販売台数は観光客数の増加で、レンタカー需要が高まり伸びた。増税前の駆け込み需要で、全体的に好調となった。

【建設関連】

 沖縄振興予算の増額で公共工事が増加。那覇空港第2滑走路増設工事も始まるなど、大型工事もあった。人口と世帯数の増加と、増税前の駆け込み需要で新設住宅着工戸数は大幅に伸長。セメントや生コン、鋼材、木材の建設資材の出荷量も大きく伸びた。

【観光関連】

 格安航空会社(LCC)や海外航空路線の拡充もあり、観光客数は過去最高を記録。主要ホテルの稼働率も好調に推移した。客室単価は低下したものの、販売客室数の増加分が上回り、売上高も伸びた。主要観光施設、ゴルフ入場者数とも増加した。