【大西理子通信員】上海国際潜水展が3月28日から3日間、上海市徐匯(じょかい)区の東亜展中心で開かれた。沖縄県もブースを出展し、那覇オーシャンダイバーズやマリンハウスシーサーの2ショップも参加、来場者に沖縄の海の美しさ、土地の良さを熱心にアピールした。

ダイビングプランのパンフレットを手にする来場者=上海市徐匯区の東亜展中心

 県ブースには沖縄でダイビングをして以来、沖縄が大好きになったというインドネシア在住の藤田強さんが駆け付けて応援。「東南アジアの海もいいが沖縄は格別。沖縄人、沖縄の海の素晴らしさをぜひ中国の方々にも伝えたい」とPRに奮闘した。

 会場では各国のダイビングショップのほか、ダイビングウエアや器材メーカー、釣り具メーカーなども出店。中国で著名な水中写真家の展示や第1回ミス・スクーバ・インターナショナル中国代表も来場し花を添え、多くの海好きでにぎわった。

 中国では近年、娯楽向けのダイビングが定着しつつある。ダイバー人口はまだ多くないが、ダイビング好きでツアーを企画、海外のダイビングポイントを回っている。

 ブースにはダイビング歴4年の中国人男性が訪れ、ダイビングプランを相談。年に数回東南アジアを中心にツアーしているが、「沖縄の海がきれいだということは知っていたがダイビングができるとは知らなかった」という。

 別の男性グループの1人も距離の近い沖縄という立地にも興味があるというが、「立地や価格、どれも許容範囲内。だが、パンフレットや資料ではダイビングや観光として行く決め手になるインパクトに欠ける」と話していた。

 藤田さんのように日本では認知度の高い沖縄の海だが、中国で人気の高い東南アジアへ向かうダイビングファンをどう引き付けるかが今後の課題のようだ。