【国頭】奥小学校で3年生を受け持つ城間吉主(よしきみ)さん(31)と、同小事務の(旧姓・玉城)佳代子さん(31)の結婚式が3日、奥ヤンバルの里で奥ヤンバル鯉(こい)のぼり祭りと合わせて開かれた。区内で誕生したカップルの結婚を祝福しようと祭りの実行委員会が企画。粋なはからいに新婚夫婦は、奥区民を倣い「温かい家庭を築きたい」と喜んでいる。

奥小学校の児童や区民から祝福される城間吉主さん(手前左)と佳代子さん(中央)=3日、国頭村奥・奥ヤンバルの里(同区提供・高橋佳世子さん撮影)

 吉主さんと佳代子さんはともに2012年4月に奥小学校へ赴任。お互いにひかれ合い、翌月の鯉のぼり祭りから交際を始め、昨年5月2日に婚姻届を出した。同11月には身内だけで結婚式を挙げたが、奥区でも祝おうと、祭りでの結婚式を企画した。

 当日は奥小学校の児童や区民、行楽客らが祝福。二人とことし1月に生まれた長男の吉永君の幸せを願った。

 佳代子さんは「奥区の代名詞といえる鯉のぼり祭りで結婚式を挙げてもらえた。みんなの思いに応えられるように、地域や学校で頑張っていきたい」と感謝。吉主さんは「結婚式で奥区の底力を見ることができた。奥の自然のように、穏やかで優しい心を持った温かい家庭を築きたい」と意気込んだ。

 実行委員長の宮城一剛区長は「どうなるかと心配もしたけど、二人も喜んでくれて大成功だった。最高の祭りになった」と喜んだ。