【北中城】第12回職人たちの漆喰(しっくい)シーサー展(主催・県琉球赤瓦漆喰施工協同組合)が3、4の両日、北中城村内の大城公民館で開かれた。プロの職人が作った表情豊かなシーサー約40体を展示した。公民館の広場では、漆喰シーサーの体験教室も開かれ、村内外から訪れた多くの参加者が赤瓦の破片を組み合わせて思い思いのシーサー制作に取り組んだ。

家の門に飾るための漆喰シーサーを制作する安里千代子さん(右)と、比嘉ヨシ子さん(同2人目)=3日、北中城村の大城公民館

 大城地域は国指定重要文化財の「中村家」があるなど赤瓦の趣(おもむき)深い古民家が残っていることから、県琉球赤瓦漆喰施工協同組合がシーサー展の開催を依頼。集落全体を美術館と見立てる景観づくりに力を入れている地域が快諾して、第2回展から毎年開いている。

 公民館近くに住む安里千代子さん(85)は妹の美代子さん(82)、友人の比嘉ヨシ子さん(85)と一緒に漆喰シーサーを制作。千代子さんは「作るのは今回で6回目。門に置くためのつがいのシーサーを作っている」と真剣な表情。比嘉さんは「みんなでおしゃべりしながらなので楽しい。家族も喜んでくれる」と制作に力を入れていた。