【読谷】結婚披露宴で上映された余興ビデオを競う第4回にーびち映画祭(主催・同実行委員会)の本選授賞式が3日、読谷村宇座の沖縄残波岬ロイヤルホテルであり、那覇市の会社員池田龍丙(りょうへい)さん(31)らによる作品「100万回のI Love youがええねん」がグランプリの鳳(おおとり)賞を受賞した。

グランプリを受賞した金城康史さん(右)と池田龍丙さん。左は受賞作品=3日、読谷村・沖縄残波岬ロイヤルホテル

 「100万回-」は、カメラのシャッタースピードを落として撮影し、ペンライトで空中にハートなどの絵を描いた写真約1500枚を、ぱらぱら漫画のようにつなぎ合わせて編集した作品。

 新郎の大学時代の友人でフットサルチームのメンバーが中心となり、仕事の合間などに1カ月かけて完成させた。

池田さんは「ハートをつなげるというメッセージを込めた。まさか自分たちが受賞するとは」と驚いた様子。一緒に制作した浦添市の専門学校講師、金城康史さん(31)は「メンバーや新郎新婦に受賞を伝えたい」と喜んだ。

 ほかの受賞作も、写真を貼り合わせて新郎新婦のモザイク画を完成させるまでの様子を描いた作品や、新婦に内緒で新郎がプロポーズする様子を描いた作品など、新郎新婦を祝福する力作がそろい、観客からは感嘆や感動の声が上がった。

 今年は38作品の応募があり、うち10作品が予選に残り第6回沖縄国際映画祭で上映され、観客の投票で受賞5作品が選ばれた。本選では10作品の中から受賞した5作品が発表され上映された。

 実行委員長の仲宗根朝治FMよみたん社長は「新郎新婦を祝福したいという思いが強く込められた作品が多く、年々作品の質が上がっている。映画祭も浸透してきており、沖縄の披露宴の余興映像の質の向上につながれば」と期待した。

 授賞式の様子や受賞作はFMよみたんのホームページで公開している。