沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が実施する外国人観光客向けの多言語コールセンター(英語、中国語、韓国語)で、2013年6月~14年3月までの電話とスカイプを合わせた対応相談件数3769件のうち、交通関連が700件と最も多く、うちバス利用に関する問い合わせが半数を占めたことが分かった。目的地へのアクセスや乗車方法などの質問が多く、バス利用を望む外国人観光客へのきめ細かな多言語対応、積極的な情報発信が課題となっている。(富濱まどか)

電話・Skypeの問い合わせ内容

 問い合わせ件数を内容別に見ると、交通や観光施設などの情報提供が全体の59・4%、通訳対応が20・4%、トラブル対応が15・1%だった。

 情報提供のうち交通関連の問い合わせは700件で、うちバスに関する問い合わせが49・7%(348件)、レンタカーが17・4%(122件)、タクシーが8・7%(61件)だった。バスに関しては、水族館など目的地までのアクセスや乗車方法のほか、北部までの直行バスチケットの有無や車内への荷物持ち込みについて質問が寄せられた。

 OCVBは「各事業者のホームページや、交通機関の予約システムを多言語化する必要がある。データベース化して沖縄観光の課題解決につなげたい」とし、今後は県交通政策課と意見交換するという。

 このほか、フェイスブックなどのSNSの情報配信では、国ごとに異なる関心を示す傾向が見られた。中国(大陸)では祭事・イベント、香港ではコールセンターや公衆無線LAN(WiFi)情報、韓国では食事・美容などの投稿が頻繁に見られた。