【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄防衛局が名護市に対し移設工事に伴い資材置き場として使う辺野古漁港の使用許可などを申請した件で、稲嶺進市長は8日午前、申請された6件中、許可や協議事項の4件について、記載事項の不備は「軽微ではない」として、同局に申請を取り下げた上で、22日までに再提出するよう求めたことを明らかにした。

定例記者会見で、沖縄防衛局からの漁港使用申請への対応など説明する稲嶺進市長=8日午前、同市役所

 文書は7日付で郵送した。稲嶺市長は、防衛局の申請に漁港使用の占用期間などが明記されていないことを挙げ、「条例を逸脱している」と批判。法令などに順守した対応を求めた。

 同局は申請の回答を12日までにするよう求めているが、市は「文書を精査する時間が必要で、12日までの回答は無理だ」としている。