【多良間】多良間島の北側の海岸で4月29日、フクロウ科の鳥が、浅瀬のサンゴの上で羽を休めているのが確認された。住民らは「こんな場所に鳥がいるなんて」と驚いている。

サンゴの上で羽を休める赤色型のコノハズクとみられる鳥=4月29日、多良間村(仲間和盛さん撮影)

 本州北部や北海道で夏鳥、本州南部で留鳥として見られるコノハズクか、県内に留鳥として生息するリュウキュウコノハズクとみられる。

 コノハズクは沖縄にはまれに立ち寄ることもあるが、夜行性のため、昼間に観察するのは難しい。本州への渡りの途中で疲れ切り、休んでいた可能性がある。

 村職員の仲間和盛さん(44)が息子の啓汰君(14)と潮干狩りを楽しんでいたところ、沖合100メートルで鳥を発見し、近づいて写真を撮影した。

 仲間さんは「海の珍しい生物かと思った。まさか鳥とは。陸の方へ飛び立ったので、元気に渡りを続けてほしい」と願った。