【鳩間島=竹富】第17回鳩間島音楽祭(同実行委員会)が3日、島内で開かれ、来場した約1千人が島の民謡やロック、サンバなど多彩な音楽を楽しんだ。

鳩間島の住民らの「鳩間島オールスターズ」の演奏で踊る来場者=竹富町鳩間

観光大使に就いた加治工勇さん(右)、敦さん親子

鳩間島の住民らの「鳩間島オールスターズ」の演奏で踊る来場者=竹富町鳩間 観光大使に就いた加治工勇さん(右)、敦さん親子

 人口62人の鳩間島を音楽で盛り上げようと1998年に加治工勇実行委員長(60)の庭で始まった。

 島の人が自然体で開くイベントが好評で、口コミで広がり、参加者は年々増加。この日も遠く東北から来島するなど、緩やかな島の時間の中、心地よい音楽に聴き入っていた。

 八重山の若手ミュージシャンが音楽祭限定で組んだ「恋の島バンド」が軽快なトークとリズムに乗った音楽で会場を盛り上げると、加治工さんら島の人や出身者の「鳩間島オールスターズ」は、おなじみの民謡を披露。

 観客は総立ちになってタオルを振り、手をつなぎ合って音楽がつなぐ心の交流を楽しんだ。

 竹富町の川満栄長町長は同日、加治工さんと、息子で関東で音楽活動を続ける敦さん(32)を町観光大使に認証。

 勇さんは「苦労もあったが継続が力になり、毎年多くの人が来てくれる。これを機にさらに頑張りたい」と笑みを浮かべ、敦さんは「ライブなどで竹富観光や鳩間島をアピールしたい」と力を込めた。