米国人の海洋生物学者、キャサリン・ミュージックさん(66)がキャロライン・ケネディ駐日米大使宛てに、新基地建設が迫る名護市の大浦湾に潜って多様性を体感するよう招待する手紙を書いた。「沖縄本島に残る最後の素晴らしいサンゴ礁を守るために、私と沖縄の人々に手を貸してくれませんか」。3カ月近く返事がないが、ミュージックさんは「いずれ仲間に加わってくれる」と待っている。

キャサリン・ミュージックさん

ケネディ駐日米大使

キャサリン・ミュージックさん ケネディ駐日米大使

 ミュージックさんはサンゴが専門で、計11年の沖縄在住中も保全に尽力した。手紙は大使が沖縄を訪問した直後の2月18日に投函し(とうかん)た。

 琉球列島全域を調査した経験から、大浦湾のサンゴ礁は最も美しいと指摘。「2015年には破壊(移設工事)が始まることになっており、残された時間は限られている」と、新基地建設計画を見直すよう求めた。

 ミュージックさんは「同じ米国人、年上の女性として、恐れることはないと訴えたい」と話した。