津波浸水想定の設定にあたり、学識経験者の意見を聞く県津波浸水想定設定検討委員会(津嘉山正光委員長)が8日、発足した。前回の設定後に新たに分かったことがあり、見直す必要が生じたため。委員らの提言を踏まえ、県は今秋にも新たな浸水想定結果を取りまとめる考えだ。

 東日本大震災の発生を受けて県は2011年度から、従来の津波想定(06年度策定)の見直しに着手。13年に最大マグニチュード9クラスの地震を想定して再試算した浸水予測図を公表したが、その後に津波履歴や痕跡などが新たに分かった。「最新の科学的知見を取り入れて適宜(想定を)見直すべきだ」との国土交通省方針を踏まえ、見直しを決めた。

 検討委は全3回の開催を予定しており(1)想定される地震の規模設定(2)津波シミュレーションの手法(3)津波浸水予測の結果-などに委員らの意見を求める予定。