リウボウグループ3社は9日、2014年2月期決算を発表した。合計の売上高は前年比6・5%増の792億2300万円、経常利益は53・2%増の17億500万円で、いずれも過去最高だった。百貨店事業は経費削減や集客力アップで5年ぶりに黒字に転換し、コンビニやスーパーの新規出店効果もあった。3社そろっての増収増益は8年ぶり。

 15年2月期の目標は売上高が7・8%増の854億3700万円、経常利益が0・4%増の17億1100万円。百貨店、スーパー、コンビニの3業態の連携を強化。共通商材の導入や客層の拡大など相乗効果を引き出し、3年後には売り上げ1千億円を目指す方針だ。

 百貨店経営のリウボウインダストリー(糸数剛一社長)の売上高は前年比3・8%増の138億5100万円。フロア改装、新規ブランドの導入、催事の入れ替えや新たなイベントの企画による誘客が奏功。一方、店舗賃借料の見直し、人件費削減などで経費を圧縮。経常利益は5年ぶりに黒字を計上した。

 スーパー12店舗、無印良品2店舗を経営するリウボウストア(糸数社長)の売り上げは5%増の159億2900万円、経常利益は39・3%増の2億1900万円。円安の影響による食材価格の上昇が売り上げを押し上げたほか、大平店の開業効果もあり、前年実績を上回った。

 コンビニエンスストア232店舗を運営する沖縄ファミリーマート(大城健一社長)の売り上げは7・8%増の494億4300万円、経常利益は10・4%増の14億2400万円だった。

 コンビニではひきたてコーヒーが集客をけん引、POS情報の活用で欠品率を抑え、増収につなげた。新たに高齢者向けの宅配事業「宅配クック1・2・3」、デパートリウボウ内に輸入生活雑貨店「MINIPLA(ミニプラ)」を出店した。同社はことし10月に石垣島に初出店し16年度までに、300店舗体制を構築する3カ年計画を公表した。