百貨店・スーパー事業の子会社を統括管理するリウボウホールディングス(HD、那覇市・糸数剛一社長)は9日、沖縄ファミリーマート(同・大城健一社長)を引受先とする第三者割当増資を実施すると発表した。沖縄ファミマが約5億円を出資する。財務体質を強化し、百貨店、スーパー、コンビニエンスストアの連携を強め、催事企画や販売戦略面でグループ全体の相乗効果を狙う。

 沖縄ファミマの大城社長は「県外資本の進出が増えて今後ますます競争が激しくなる。グループの連携を強め、差別化したポジションを築きたい。商流の面での合理化にもつなげていきたい」と強調。HDの糸数社長は「ネットワークと情報量のある沖縄ファミマの力を使って、3業態の連携の幅を広げていく」とした上で、首都圏で広がりつつあるスーパーとコンビニを融合させた新業態の店舗出店の可能性にも触れ「来期までにはチャレンジしていきたい」と意欲を語った。

 増資によって、HDの資本金は34億5千万円となる。出資総額に対する資本割合は筆頭株主の親会社リウボウが48・4%、沖縄ファミマが第2位で13・5%となり、リウボウグループで合わせて約62%の保有となる。27日の定時株主総会の承認を経て正式決定する予定。