【名護】米軍普天間飛行場の辺野古移設工事に向け、沖縄防衛局が9日に提出した辺野古漁港の使用許可申請などに対する回答文書について、名護市は10日、「申請書の形式を満たしていない」として、許可や協議事項計4件の申請書の補正を再度求める文書を送付した。文書は9日付。内容は防衛局に7日付で送ったものと同一。

 そのほか、「防衛局との適正な手続きの実施に向けて」との書面も送付。書面では、市が防衛局に求めているのは、「申請書などを補足する資料」ではなく、「記載不備を修正した申請書などの提出だ」と説明。

 通常は、申請者と許可権者で事前に文面を調整した上で提出するのが適正な手続きだとし、そのため市はいまだ防衛局との間で法令に基づく「適正な手続きが行われていない」との見解を示した。

 本来なら申請者が調整を依頼するものの、防衛局からその連絡がなく、「今日まで無駄な(書面での)やりとりがなされている」とも指摘。「通常の手続きでは常識である」提出書類の説明に向けた日程調整をするよう求めている。また、稲嶺進市長に求めている岩礁破砕許可申請への意見照会については「後日提出する」との文書も送った。