【石垣】愛鳥週間が始まった10日、石垣市では衰弱して保護された国の特別天然記念物のカンムリワシが元気を取り戻し、同市新川の県立石垣青少年の家で大空へと放された。

放鳥前のカンムリワシに見入る親子連れら=10日、石垣市新川、県立石垣青少年の家

 カンムリワシは昨年生まれた成鳥になる手前の若鳥。4月22日に新川の道路上で動けなくなっているところを保護された。車にひかれる危険性もあったという。

 放鳥には市民約20人が駆けつけ、ボランティアからカンムリワシの子育て方法や成鳥と幼鳥、若鳥の見分け方を学んだ。

 カンムリワシは畑で放されるとすぐに力強く羽ばたき、森へと帰っていった。八重山高校生物部の緒方浩崇君は「エサをたくさん捕って強く生きてほしい。事故も多いので運転手は周囲に気を配ってほしい」と呼び掛けていた。