沖展準会員の吉直新一郎さん(61)が10日午後9時半ごろ、国頭村楚洲の山中で、地面から高さ約5メートルの木の枝に止まり“雨宿り”しているヤンバルクイナ1羽を撮影した。

樹上の葉の下で雨宿りするヤンバルクイナ=10日午後9時半ごろ、国頭村楚洲(吉直新一郎さん提供)

 山原の森でクイナを追い続けて5年になる吉直さんは雨の中で撮影は初めて。探し始めて約30分後、葉っぱの下でたたずむクイナを発見した。ライトを当てた途端に逃げる個体もいるが、このクイナは約15分間の撮影を終えても動かなかったという。

 吉直さんによると、クイナの羽は油成分が多く、水をはじく性質がある。カメラのストロボを浴び、体の表面の雨水が光って写っている。吉直さんは「クイナの雨宿りは見たことがない。天気が良い時と違い、いとおしさを覚えた」と話した。