県産素材を使った商品の開発販売を手掛ける沖縄物産企業連合(那覇市、羽地朝昭社長)は14日、炒め物合わせ調味料「豆苗をおいしく食べるチャンプルーの素」を発売する。大宜味村塩屋の専用施設で生産する豆苗を使った手軽なメニューを提案することで、県産野菜としての浸透と消費アップにつなげる。

「豆苗をおいしく食べるチャンプルーの素」を発売する沖縄物産企業連合豆苗事業課の比嘉盛人課長(右)と屋良千秋主任=12日、沖縄タイムス社

 かつお風味だしとしょうゆをベースにあっさり味に仕上げた。1パック40グラム(2人前)の使い切りタイプにし、沖縄の食卓でなじみの深いチャンプルー料理を通して料理初心者の若者向けにもアピールしたい考え。

 同社豆苗事業課の比嘉盛人課長は「豆苗は葉物野菜が不足する夏場でも価格の変動がなく、手に取りやすい食材。緑黄色野菜の一つとして豆苗を普段の食卓に取り入れてみてほしい」と話した。

 同社は昨年、村上農園(広島県)と共同で発芽野菜を生産販売する「沖縄村上農園」を設立。昨年7月からこれまでに県内で75万パックの豆苗を販売してきた。県内主要スーパーに定番商品として並び、認知度が高まってきた一方で、消費者からは「食べ方がよく分からない」といった声もあり、メニューやレシピ提案に力を入れている。チャンプルーの素は県内量販店、スーパー約150店舗で販売。年間7万2千パック、720万円の売り上げを目指す。