米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局(武田博史局長)は13日、辺野古沿岸部の海底をボーリング調査する事業の落札候補者を選定した。適格性の審査や手続きをへて、今月末にも契約を結ぶ。履行期限を11月30日としている。

 辺野古沖の21地点を掘削し、海底の地質調査や磁気探査を実施する。作業のため、海上の9地点に単管足場、水深の深い12地点にスパット台船を設置する。

 昨年12月の仲井真弘多知事の埋め立て承認後、海底にくいを打つ調査は初めてとなる。政府は工期短縮を念頭にボーリング調査を夏までに終了させ、設計業務を急ぐ考えを示している。

 一方、辺野古周辺での海底調査は2004~05年に移設反対住民らの座り込みやシーカヤックを使った抗議行動で、中止に追い込まれた経緯があり、住民らの反発は強まる可能性がある。