【伊平屋】第3回伊平屋かかし祭り(主催・同実行委員会)が31日まで田名区の田園をメーン会場に開かれている。米どころの伊平屋の田んぼで、見かけなくなった「かかし」を呼び戻す取り組みで、今年も各区の子ども会が作ったユニークなかかしが続々。最優秀賞を射止めた島尻子供会のかかしなど9点の入賞作が、田植えが終わった島の水田周囲を飾っている。

かかし祭りで表彰された児童ら=伊平屋村・田名農林漁業体験実習館

 かかし祭りは、島で息づく稲作文化の学習のほか、伊平屋島の原風景として住民は懐かしく昔を思い出し、旅行者にとってもユニークな風景としてかかしと記念撮影をするほど人気がある。

 今年の作品は、フクロウがかごの上に乗っている作品のほか、漁具をかかしの顔に使ったもの、頑固おやじ風、野球選手らしきものまでさまざま。

 3日に田名農林漁業体験実習館で表彰式があり、最優秀賞のほか、優秀賞4点、優良賞2点、審査員特別賞2点が選ばれた。

 審査は、県立芸術大学の仲本賢教授ら実行委メンバーが担当。「子どもの発想で子どもたちが作ったかかし」を重視して評価した。

 最優秀賞受賞の島尻子供会を代表して伊平屋小3年の国吉星南(せな)さんは「みんなで集まって15人くらいでいろんなかかしを作った。楽しかったし、1番になれてとてもうれしい」と喜んでいる。(西藤優三通信員)