【東】北部訓練場のヘリコプター着陸帯の移設工事に反対する「ヘリパッドいらない住民の会」は13日、東村役場に伊集盛久村長を訪ね、工事車両に集落内の生活道路となっている村道下新川線を使わせないよう要請した。伊集村長は「沖縄防衛局から集落内の道路を使うとは聞いていないので、村として『使わせない』とまでは今のところは言えない」と答えた。

工事車両に生活道路を使わせないよう伊集盛久村長(左)に要請するヘリパッドいらない住民の会=13日、東村役場

 村道は建設予定地のN-1地区に向かう道路3カ所の一つ。住民の会は、工事車両が公民館や小中学校が隣接する村道を1日100回以上も往来することになり、安心して暮らせないと訴えている。伊佐真次さんは「ほかの村民からも声が上がっている。村長からも伝えてほしい」と要望した。

 住民の会によると、村道は標高差100メートルと勾配が厳しく、道幅も狭い。工事に必要な採石量は概算で2150立方メートル、10トンダンプ約390台分に相当するという。