格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(千葉県、石井知祥社長)は16日、パイロット不足を理由に、6月1~30日の1カ月間、沖縄路線34便を含む国内計154便を一時欠航すると発表した。

 現在、那覇―成田間は1日3往復6便が就航しているが、6月は月~木曜日が2往復4便になる。7月以降は、全日本空輸(ANA)から同社に2人出向し、通常通りの運航に戻る。

 減便するのは、那覇―成田と成田―札幌の2路線の一部。同社によると、パイロットの採用不足に加えて、5月末に機長が1人退職するため一時的に運航を取りやめる。同日記者会見したバニラ・エアの石井知祥社長は「大変ご迷惑とご不便をおかけし、深くおわびします」と謝罪した。

 LCCでは、ピーチ・アビエーションも機長の病気やけがなどを理由に、6月末まで448便の運航を取りやめることになっており、パイロット不足が深刻な課題になっている。

 バニラ・エアはANAホールディングス傘下で、2013年12月に那覇路線を新規就航した。