【阿嘉島=座間味】阿嘉中学校(當銘学校長)と慶留間中学校(玉城典男校長)の生徒12人が13日、阿嘉島南西の真謝ビーチでダイビングを体験し、サンゴを移植した。小学3年生から毎年、観察と学習を積み重ねてきた中学3年生の6人は、卒業記念にサンゴを自らの手で植え付けて成長を願った。

移植のために場所をワイヤブラシでこする生徒ら=13日、座間味村阿嘉・真謝ビーチ 

 両校は学校行事として移植に取り組んでおり、阿嘉中は今年で5回目、慶留間中が2回目。阿嘉臨海研究所が卵から育てた若いサンゴが提供され、研究員の指導を受けながら、あか・げるまダイビング協会や保護者らの協力で実施された。

 生徒は雨の中、地元ダイビング業者の船5隻に分散して乗船。生徒1人にインストラクター1人が付いて海へ潜った。

 移植場所では岩盤表面をワイヤブラシでこすり、セラミック板上で10~15センチの大きさに成長したサンゴを接着剤で固定。それぞれ記念のネームプレートも埋め込んだ。

 昨年は体調不良で参加できなかった慶留間中3年の川満ゆりあさん(14)は「意外にうまく泳げてよかった。移植したサンゴが大きく育ってくれたらうれしい」と成長に期待した。(森山敦通信員)