沖縄市知花で花や野菜、観葉植物の苗などを生産する幸和農園(山口喜美子代表)が、園内を一般に無料公開し、行楽スポットとして人気だ。本島北部や南部からも自治会、旅行社のバス旅行などで大勢の人が訪れる。同園では、この時期全国向けに販売する日々草の独自シリーズ「ちゅらビンカ」を出荷しており、タイミングが合えば咲きそろった赤やピンク、紫の花の苗が見られるという。

出荷を待つちゅらビンカと山口喜美子代表=沖縄市の幸和農園

 同園は約1200平方メートルの敷地に16棟のビニールハウスで花や野菜の苗、多肉植物などを生産している。

 ちゅらビンカは山口さんが開発して10年ほど前から販売。日々草の花びらに、はけで引いたような白い「ふ」が入り、華やかだが派手すぎず、かわいいと人気がある。ことしは7月初旬まで14万本を出荷予定だ。

 農園見学でハウスには入れないが、四季折々の花が見られる。葉の色を楽しむ植物や多肉植物を使った部分もあり、ガーデニングの参考にもなる。

 農園近くにあるグループの幸和会本部では、盆栽を多数そろえた庭園のほか上間千加子琉舞研究所もあり、予約すれば無料で踊りが鑑賞できる日もある。山口さんは「実際に栽培の様子を見てもらえば、育てる参考になると思う。多くの人に植物に親しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 母の日の11日は、名護市の辺野古区婦人会(宮城教子会長)がバスで訪れ、ハウスの中をのぞいたり、植栽を楽しんだ。宮城会長は「きれいな所があると聞いたので、みんなで来た」。参加者から「とてもきれい。ゆっくりきてみたい」などの声があがった。 問い合わせは山口さん、電話090(6856)9092。