夕日を思わせるオレンジ色の体、約70センチのしっぽ、大きな目とたらこ唇がチャームポイント。約2年前から、なは市場振興会の公式キャラクターとして市場内に突如現れ、観光客や買い物客を楽しませている。

市場内でたそがれているゆるキャラ金城コウメイ(なは市場振興会提供)

 同振興会に所属しているが、生まれも育ちもはっきりしない。新里俊一理事長が約5年前、インターネットオークションで約2万円(送料込み)で売り出されていたぬいぐるみを購入。その後、目や口など5回のイメージチェンジを重ね、「キモカワ」のコウメイが出来上がった。名前も市場の人が思いつきで名付けられた。

 昭和のギャグが大好きで、興味を持って近づく観光客や子どもたちには「ガチョーン」「コマネチ」「シェー」などの懐かしいギャグを連発。歌や踊りも大好きでイベントなどに参加し、盛り上げる。

 ことしの夏にはロカビリー調の音楽に合わせた歌と踊りのDVDを発表する予定だ。那覇の先輩キャラ「だちびんくん」「ゆしびんちゃん」に追いつけ追い越せと意気込んでいる。

 悩みの種は、時々、子どもたちが「怖い」と言って逃げてしまうこと。ことし2月に人気ゆるキャラのふなっしーが沖縄に初上陸した際、人気にあやかろうとツーショットで写真撮影に応じるなど努力はしたが、認知度はいまひとつ。

 新里理事長は「だちびんくんとゆしびんちゃんが忙しいときは、代理でイベントに登場する。時々、市場を散歩しているので、見かけたら声をかけてほしい」と呼び掛けている。(社会部・吉川毅)