【山城博明通信員】オキナワ移住地の農作物の収穫が終了した。基幹作物の大豆は1ヘクタール当たり2・53トンと過去最多だった2013年の2・88トンより若干少なかった。年明けから4月初旬まで雨天が多く、農薬散布の遅れや曇天の影響もあり、農家によっては粒が小さい大豆もあったが、平均して例年通りの出来栄えだった。

コロニア沖縄農牧総合協働組合で大豆を搬入し終えるトラック

 オキナワ移住地の大豆収穫面積は2万5801ヘクタール、総収穫量は6万5528トンだった。

 サンタクルス県内全体の大豆作付面積は85万3千ヘクタールで平均収量は2・3トン。

 従来では1ヘクタール当たり2・5トンの収量を得れば良いとしていたが、今では4トン以上を収穫している生産者が数人いる。

 生産性が高くなっていることについて、生産者の野里ウーゴさん(53)=2世=は「今では大豆の品種も多く開発されている。土質の検査に合わせて適した大豆の品種を作付けしていることと、病害虫対策がしっかりできていることが大きな要因」と収量増を解説する。

 米は5136ヘクタールの作付けがあり、今後、移住地では冬場の作物として小麦2万47ヘクタール、大豆(種子用)2116ヘクタール、ソルガム2238ヘクタールの作付けが予定されている。新しい作物ではチアが405ヘクタールの作付け希望がある。