ハブやイリオモテヤマネコの研究で知られた琉球大の元学長、高良鉄夫(たから・てつお)氏が17日午前6時、老衰のため那覇市内の病院で死去した。100歳。本部町備瀬出身。自宅は那覇市小禄5の16の2の702。告別式は20日午後3時から4時、那覇市松山1の9の1、大典寺で。喪主は妻恵美(えみ)さん。

高良鉄夫さん

 高校教諭などを経て琉大教授。専攻は応用動物学で、ハブの生態研究で「ハブ博士」と呼ばれ、イリオモテヤマネコ発見の発表につながる毛皮を住民から入手した。尖閣諸島でも5回の自然環境調査をした。

 1970~73年は学長として復帰に伴う国立大学化や、西原町の移転用地取得に関わった。紫綬褒章、勲二等瑞宝章、県功労者、沖縄タイムス賞などを受けた。高良鉄美琉球大教授(憲法学)は長男。