沖縄いのちの電話は19日、2013年に受けた「自殺志向」の相談が1693件で、7年連続で最多を更新したと発表した。前年から2%増えた。理由は精神疾患が59%を占めた。

いのちの電話相談件数

 「死にたい」「自殺する日を決めている」などの自殺志向の相談は女性が62%を占め、自殺者の男女比と逆転している。年代別では40代が27%と最も多く、50代21%、30代16%と続く。

 運営にも関わる県立看護大の渡久山朝裕准教授(臨床心理学)は「無職、借金など相談内容には社会状況が反映される。東日本大震災の避難者からの相談もあった」と語る。

 全体の相談件数は7%増の1万430件だった。自殺と関係のない相談を早めに終わらせることで、より多くの電話を受けることができたという。

 沖縄いのちの電話は098(888)4343。年中無休で午前10~午後11時まで、ボランティアの相談員が対応している。

 相談員養成に向けたカウンセリング公開講座は6月から3カ月間開く。問い合わせは事務局、電話098(888)4747。