【東京】石垣市の玉津博克教育長が20日、自民党の文部科学部会に出席し、八重山地区の中学校公民教科書の採択問題について議員に説明する。同部会が関係者から現状を聞き取るために出席を要請した。部会は非公開。

 党関係者によると、竹富町教委や県教委にも要請したが両者とも出席しないという。県教委は21日の定例会で竹富町を分離した新しい採択地区を決める予定で、県教育庁幹部は本紙の取材に「採択地区の決定前なので出席は控えたい」と述べた。

 一方、玉津教育長は部会で竹富町の離脱に懸念を示すとみられる。部会の前には上野通子文科政務官にも面会し、石垣市の考えを伝える予定。19日に石垣市内で民主党の中川正春議員と面談した際には採択地区について「八重山は一つだ」との認識を示した。