民主党政権時に文科相を務めた中川正春衆院議員ら党所属国会議員が19日、県教育庁を訪れ、八重山教科書問題で意見を交わした。面談後、中川氏は「二つの法律に齟齬(そご)があった。竹富を『違法だ』と言って是正要求すべきものではない」と、政府、自民党の対応を批判した。文科省が検討している違法確認訴訟についても「すべきではない」と明言した。

 面談は非公開で行われた。県教育庁からは、統括監や義務教育課長ら5人が出席した。

 中川氏は面談後、記者団の質問に答え「教育とは本来、それぞれの市町村、県の主体性を尊重すべきであり、政府は真逆のことをしている」と指摘。「法律に齟齬がある中で竹富は違う教科書を選んだ。自分たちで教科書を賄うことで、結果的に憲法で保障されている教育を受ける権利は満たされており、突き詰めて指導する必要はない」と断じた。県教委が検討中の地区分割については「新しい法律に基づいている」とした。