【東京】沖縄と福島の商品は買い控えないで-。“社会派”の通販カタログ誌「通販生活」=カタログハウス、東京=が今月発行の夏号で「沖縄商品と福島商品」を巻頭で特集している。「米軍基地問題と原発問題を抱える両県を忘れないで」とのメッセージを読者にアピールし、地場産品の販路拡大を支援している。

「通販生活」に掲載した沖縄と福島の応援企画をアピールするカタログハウスの関根理編集部ゼネラルマネージャー。同社のショップでも商品を販売している=14日、東京都渋谷区の同社

 冒頭には、「ぱいかじ」で知られる沖縄のアパレルメーカー「ジュネ」と、高い縫製技術を持つ福島の「リオ・ビアンコ」のコラボシャツを紹介。東北地方の復興を応援する女優の秋吉久美子さんと、沖縄好きの作家、椎名誠さんが着用して登場している。

 県産品では、もとぶ牛の革ぞうり、赤瓦コースター、琉球ガラスのペンダント、浄水ポットなど食品を含め10商品を取り上げた。

 発行140万部の通販生活では、2002年にも県産品を取り上げたほか、読み物特集で普天間移設問題から独立論を含め、沖縄に関する特集を何度も掲載してきた。

 編集部ゼネラルマネージャーの関根理(おさむ)さんは「基地問題だけでなく、高い失業率を下げる協力ができれば」と今回の企画意図を説明する。これまで紹介した中では、もろみ酢が雑穀・おかゆなどの食品分野でトップの売れ行きとなっており、ビーグ敷も夏の定番となっている。

 関根さんは「いい商品は今後も取り上げたい。生活の中でも沖縄に関心をもってもらえれば」と話した。夏号は全国書店でも販売している。