【伊江】高良倉吉副知事は21日、伊江村の島袋秀幸村長と村役場で意見交換し、米軍伊江島補助飛行場周辺のオスプレイによる低周波音の実態把握に向け、村とデータ収集で連携する方針を示した。県が村に測定器を貸し出し、データを蓄積する。高良副知事は「県と村で着々とデータを積み上げ、結果を持って政府に低周波音の人体への影響について早く指針を作るよう要請していく」と述べた。

島袋村長(右)とドラム缶落下現場を視察する高良副知事(中央)=21日、伊江村

 島袋村長は「村が測定したデータを県が解析し、その結果を村に提供してほしい」と要望。同飛行場の周辺住民が健康被害を心配しているとして、健康調査も求めた。

 同飛行場周辺での物資投下訓練が再開されたことについて、島袋村長は「米軍から示された原因究明は納得いくものではない」と強調。同行した又吉進知事公室長は「県も説明が不十分だと申し入れている。安全管理を徹底するよう強く申し入れる」と述べた。

 県と村は、先月17日に米軍機からドラム缶が落下した現場や同飛行場内を視察。米軍からパラシュート訓練の状況について説明を受けたが、ドラム缶落下事故の原因について詳しい説明はなかったという。