県によると、午後10時~午前7時の間に航空機騒音基準の「うるささ指数」(W値)を上回る騒音発生回数は、4月の1カ月間の速報値で、嘉手納基地周辺では嘉手納町屋良の143回、沖縄市美原の92回、北谷町砂辺の84回、普天間飛行場周辺では宜野湾市上大謝名の52回、同市大山の50回などとなっている。

 横浜地裁は午後10時~午前6時の自衛隊機の飛行差し止めを命じたが、県内でも同時間帯に米軍機の飛行などに伴う騒音が頻繁に発生している。

 測定は嘉手納周辺の14地点、普天間周辺の12地点で実施。騒音発生回数の多い順に嘉手納周辺では、3月で屋良の191回、美原の131回、2月で屋良の133回、砂辺の74回、1月で屋良の137回、砂辺の112回。普天間周辺では3月で上大謝名の57回、大山の39回、2月で上大謝名の45回、宜野湾市宜野湾の26回、1月で上大謝名の44回、宜野湾の30回など。

 1996年に日米合同委員会で合意した嘉手納と普天間の航空機騒音規制措置では、午後10時~午前6時の飛行や地上での活動は米軍の運用上必要と考えられるものに制限、夜間訓練飛行も必要最小限に制限している。一方で、夜間や早朝の航空機騒音は日常的に発生している。