那覇港管理組合議会(赤嶺昇議長)は22日、臨時会を開き、藤田佳久常勤副管理者の後任に、同組合前参事監兼企画建設部長の金城勉氏(60)を充てる人事案を全会一致で承認した。30日付で就任する。同組合の実質的な統括者となる常勤副管理者に地元人材を登用するのは、2002年の発足以来初めて。

金城勉氏

 常勤副管理者の給与を見直す条例改正案は、賛成多数で承認した。一律で月額97万円だった給与を、改正後は79万円に減額。必要に応じ、(1)単身赴任手当(2)住居手当(3)地域手当-などを上乗せする。

 県内在住者は初めての登用となるため、手当などの給与体系を実態に合わせ見直す必要が生じたという。これまで副管理者は国土交通省関係者らが務めており、県外からの就任だった。

 元国交省北海道開発局港湾空港部長で現職の藤田氏は29日に退任する。

 議会で藤田氏は「クルーズ船誘致で国内外に那覇港をPRできたが、国際物流で目に見える成果はまだない」と振り返り、「新しい常勤副管理者のもと団結して、那覇港を発展させてほしい」と話した。

 金城氏はことし3月の定年退職まで同組合に勤めており、事実上の内部起用となる。1954年2月生まれで、琉球大学理工学部卒業。2009年度に県土木建築部から沖縄市に出向して市建設部長を経て、11年度から同組合参事監兼企画建設部長。