県高校総体で女子ホッケー競技が16年ぶりに復活する。県内高校では長らく、ホッケー部が存在するのは北山のみだったため、県大会は行われてこなかったが、24日に北山高グラウンドで、北山-首里が実現する。

練習に励む首里高女子ホッケー部=浦添運動公園の多目的屋内運動場

「打倒!北山」を掲げ練習に励む首里高女子ホッケー部

練習に励む首里高女子ホッケー部=浦添運動公園の多目的屋内運動場
「打倒!北山」を掲げ練習に励む首里高女子ホッケー部

 北山に挑むのは創部2年目の首里。チームを率いる島袋雅史監督は「2年で総体に出られるとは思わなかった。順調すぎるくらいだ」とうれしそうに、フィールドの選手たちを見つめる。

 北山高出身で選手だった島袋監督は、「県内でホッケーを広めたい」との思いを強くし、2013年に初任地の母校から首里に異動になったのをきっかけに、ゼロからチームを立ち上げた。

 「高校から始めてもできる」。34歳の熱血漢の言葉に心を動かされた主将の喜舎場萌子(2年)は「やっていくうちに、ハマっていった」。今では双子の姉・咲子とともに真っ黒に日焼けし、「ホッケー女子」としてフィールドを駆け回る。

 監督の思いが生徒たちに浸透し、徐々に仲間も増えた。現在は2年生15人、1年生も10人が入部して、練習にも熱が入る。

 昨年12月の県新人大会では0-2で北山に敗れた。「負けた悔しさをバネに練習を積めば、勝てない相手ではない」と島袋監督は、手応えを得た。

 その後の練習試合では、2勝2分け。本番でも圧倒するつもりだ。フィールドの最後尾からチームを見守るGKの奥間美友は「最近は安心して見ていられる」と、成長を実感している。

 「打倒・北山」を誓い、練習に打ち込むメンバー。スティックを手にしてわずか1年の選手らが、県ホッケー界に新たな一ページを刻む。(花城克俊)