【名護】米軍普天間飛行場の移設計画で埋め立て予定地となっている名護市辺野古沿岸の海で、ジュゴンの生態などを調査している「北限のジュゴン調査チーム・ザン」が23日、ジュゴンが海藻を食べた後に残される30本ほどの食(は)み跡を新たに見つけたと発表した。

新たに見つかったジュゴンが海草を食べたとみられる跡=21日、名護市辺野古沿岸(北限のジュゴン調査チーム・ザン提供)

 調査チームは16日にも食み跡を確認している。沖縄防衛局が22日に公開した調査を含め、辺野古沿岸の海域では3年連続で食み跡が確認されている。

 21日は、16日に調べたエリアを再調査。海岸沿いに200メートルほどの範囲で新たに20~30本の食み跡を確認。また、このエリアから南東に500メートルほど離れた場所でも、古い食み跡数本を見つけたという。チーム・ザンの鈴木雅子代表は「3年連続で確認されており、餌場となっている可能性がかなり大きい」と強調した。