太平洋戦争時、日本の統治領だった旧南洋群島(北マリアナ諸島)で犠牲になった沖縄県関係者の墓参を続ける南洋群島帰還者会(平良善一会長)は25日、「第45回南洋群島・慰霊と交流の旅」に出発する。

 26日にサイパンで、27日にテニアンでそれぞれ慰霊祭を開くほか、現地の人との交流も予定している。学校や収容所の跡など、ゆかりの地も巡る。

 参加者は昨年の約2倍となる約90人。20代~80代で親子、孫らの参加もある。5泊6日で現地を回り、30日に帰沖する。南洋群島には戦前、県出身者5万人以上が移住し、戦没者は1万2千人以上に上る。慰霊と交流の旅は1968年に始まり、毎年続いている。