11月予定の沖縄県知事選に向けた県政野党5団体の候補者選考委員会は25日、那覇市内で11回目の会合を開き、那覇市長の翁長雄志氏(63)と琉球大学法科大学院教授の高良鉄美氏(60)の2氏で最終的な絞り込みに入る方針を決めた。

 県議会6月定例会までの擁立を目指しつつ、関係する労組や市民団体などとの調整次第で擁立の時期は柔軟に対応することも確認した。関係する各団体との意見交換では翁長氏の名前を挙げなかった団体もあるため、あらためて選考委の考えを説明し理解を求める。

 また、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する保守層が知事選に向け具体的に動き始めるのを待ち、歩調をそろえたい考えも背景にある。

 選考委座長の新里米吉社民党県連委員長は会合後、2氏で最終的に絞り込む理由について「翁長氏は(普天間の県内反対の)オール沖縄の姿勢を堅持している。保守の政治家で細かい政策すべてが一致しないところもあるかもしれないが、大局的視点で非常に有力だと感じている」と説明し、高良氏についてもこれまでの憲法学者としての実績を評価した。