太平洋戦争時、旧南洋群島で犠牲になった沖縄県関係者の墓参を続ける南洋群島帰還者会の会員らが25日、「第45回南洋群島・慰霊と交流の旅」に向けて那覇空港を出発した。

結団式で平良善一団長(手前左)のあいさつを聞く慰霊団=25日午前11時、那覇空港

 今回の参加を見送った会の関係者や家族など、多くの人が見送りに駆け付けた。

 同空港であった結団式で県遺族連合会の大城竹明副会長は「慰霊祭で犠牲者に何を語っていいかと不安もあると思うが、亡くなった方々は皆さまとの対面をうれしく思っているだろう」と激励した。

 団長を務める帰還者会の平良善一会長は「現地はものすごく暑い。熱中症に気を付けながら、サイパン、テニアンでの慰霊祭がうまくいくよう、ご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 26日午後1時から、サイパン島北部にある「おきなわの塔」で慰霊祭を開く。27日には船でテニアン島に渡り、引き続き慰霊祭を予定している。