【名護】県学校農業クラブ連盟の第59回リーダー研修会が21日から3日間、名護青年の家で開かれ、農業クラブがある県内6高校の生徒85人が、クラブの普及や農業高校のイメージアップ策などを議論した。23日はグループごとに全体会議、「地域との交流がもっと必要」「農業体験などを通し、理解を深めては」など意見を出し合った。今年10月の全国農業クラブ沖縄大会に向け気持ちを高めた。

農業クラブの普及や将来の日本の農業について発表したリーダー研修=23日、名護市・名護青年の家

 全体会は(1)農業高校のイメージアップ(2)クラブ員の意識向上に向けて(3)日本の農業の未来に学びをどう生かすか-のテーマに分かれて考えた。

 発表した生徒らは「農業高校は成績が悪い、身なりが悪くあいさつができないなど悪いイメージを持たれている」と農業高校を分析。

 解決策として「展示即売会や農業体験などを行う」「積極的に地域を清掃し、地域の人々と交流する」などが提起された。

 クラブへの関心が低い理由については「農業は面倒くさいと思っている生徒も多い」とし、「何をしているか理解しないとやる気も出ない」「地域からほめてもらえばやる気も出る」との指摘も。

 興味を持たせるためにクラブ新聞にクイズを盛り込み、活動を動画にしてPRするなどのアイデアも出た。

 学習を農業へ生かす方策では「野菜の鮮度を十分に保つなど日本の工業技術との連携」「農地が狭いため、室内栽培などを生かすべきだ」「小中学生に農業と触れ合う機会を増やし関心を持ってもらう」と意見が上がった。

 県立中部農林高校の新垣博之教頭は「頼もしい発表ばかり。それぞれの専門をさらに高めて、将来の農業を支える人材になってほしい」と期待した。