【平安名純代・米国特約記者】米ワシントン近郊で19日に名護市の稲嶺進市長らと面談したウェッブ米元上院議員が、上院軍事委員会のレビン委員長に面談の内容を伝えていたことが26日までに分かった。

 米議会筋によると、ウェッブ氏は「稲嶺市長は、市長選で再選したのは辺野古に基地は要らないという民意によるもので、必ず辺野古を守るとの意思を表明し、米議会の協力を求めていた」などと伝えたという。

 レビン氏は2011年4月にウェッブ氏の提案で訪沖。仲井真弘多知事は両氏との会談で、普天間の県外移設と辺野古を移設先とした日米合意の見直しを要請。しかし、昨年12月末に埋め立てを承認したことから、米議会内には懐疑的な見方が広がっていた。

 一方で、米国防総省高官は本紙の取材に対し、稲嶺市長らの訪米を「知らなかった」と述べ「(国防総省内では)北東アジア部長レベルの対応となるため、報告も受けていない」と説明。面談しなかった理由について「内政干渉につながりかねない」と話した。