【川崎】神奈川県の川崎沖縄県人会(比嘉孝会長)の創立90周年を記念した芸能公演が25日、川崎市のサンピアン川崎で開かれた。会場には会員ら約700人が詰め掛け、地域に根付く沖縄の芸能の数々を楽しんだ。

踊りに音楽と多彩な演目で盛り上がった川崎沖縄県人会創立90周年記念公演。子供たちの演舞に会場はわいた=25日、川崎市のサンピアン川崎

一日中、沖縄の物産と芸能で一色に染まった京都沖縄芸能フェスタ=京都市左京区の檀王法林寺

踊りに音楽と多彩な演目で盛り上がった川崎沖縄県人会創立90周年記念公演。子供たちの演舞に会場はわいた=25日、川崎市のサンピアン川崎 一日中、沖縄の物産と芸能で一色に染まった京都沖縄芸能フェスタ=京都市左京区の檀王法林寺

 県出身者が多い川崎や横浜市、東京からも舞踊や古典音楽の団体などが多数出演して、公演を盛り上げた。古典舞踊から雑踊り、エイサーと演目も多彩で、かわいらしい子供たちの演舞にはひときわ盛大な拍手が送られた。

 県人会は、関東大震災の翌年の1924年、出稼ぎなどで移り住んでいた人たちの互助組織として発足した。生活の中で芸能を楽しみ、50年には「川崎沖縄伝統研究会」を結成。52年には琉球舞踊が市の無形文化財に指定され、引き継がれている。

 比嘉会長は「移り住んだ沖縄の人たちが助け合い今日まで来た。沖縄の歴史、文化の発信拠点として県人会を発展させていきたい」とあいさつした。

京都でもフェスタ「沖縄との懸け橋に」

 【京都】京都と沖縄の文化・芸能交流を深める第7回沖縄フェスタIN京都(主催・京都沖縄ファン倶楽部)が25日、京都市左京区の檀王法林寺で開かれた。

 市内の沖縄ファン、京都沖縄県人会から約千人が参加。同倶楽部共同代表の信ヶ原雅文さん(檀王法林寺住職)が「毎年、沖縄大好き・京都大好きの人々が集まり沖縄と京都の絆を強めていることに感謝します」とあいさつし、京都沖縄県人会の中尾克子会長も「沖縄の伝統文化、芸能を理解してもらい、沖縄と京都の懸け橋になってほしい」と願った。

 堂内では琉球舞踊や島唄ライブ、三線演奏、エイサーが披露されたほか、境内では沖縄そばやサーターアンダギー、オリオンビールなどが屋台に並び、全員でカチャーシーも踊り、沖縄一色で盛り上がった。(森田直通信員)