てぃーだブログを運営するてぃーだスクエア(浦添市、嶌田浩司会長)は、同社グループ会社でタイ人向け日本紹介メディアを運営するシーポイント・タイランド(バンコク、伊禮橋太社長)と共同で、タイ在住者に沖縄や日本各地の観光情報、特産品などをタイ語に翻訳して配信する無料サービスの提供を始めた。地域や商品の魅力を伝えることで特産品の販路拡大や訪日旅行の誘客につなげる狙い。

てぃーだスクエアグループがタイ人向けに提供する日本紹介の翻訳・告知配信無料サービスのイメージ図

 企業や店舗がネット上の専用ページから紹介したい地域や商品の内容について400字程度の日本語の原稿と写真をつけて送信。スタッフがタイ語に翻訳して日本料理レストランガイド「JGB」のウェブサイトやフェイスブック、マガジンなどに掲載する仕組み。国内事業者の特産品販売を支援するほか、タイから沖縄、日本への旅行販売のビジネスへと拡大したい考え。

 タイに拠点のあるシーポイント・タイランドは2011年に「JGB」のネットサービスを開始。その後、日本情報マガジンの発行や、日本料理試食、観光イベント企画などで情報発信の媒体を拡大してきた。現在、1万6千人のマガジン定期購読会員を有し、現地の日本ファンを増やしている。

 13年度に日本を訪れたタイ人観光客は約45万3千人で、前年比74・0%増。平均宿泊日数は10・3泊と長く、消費総額は15カ国中6位の576億円、リピーターの割合も6割に上り、「常連客」の潜在力が高いという。客層は20~40代が多く、ネットやスマートフォンを使った情報収集が活発な点も特徴という。

 同社は今後、英語、中国語(繁体字・簡体字)、ポルトガル語、ベトナム語、韓国語にも対応していく計画で、ASEAN地域を中心に、同様のビジネス展開を目指す方針。