2017年(平成29年) 11月23日

沖縄タイムス+プラス ニュース

認知症保護の館林市に寄付金 匿名の浦添市民

 群馬県館林市の安楽岡(やすらおか)一雄市長から27日、浦添市の松本哲治市長へメールが届いた。匿名の浦添市民から5万円の寄付があったが「直接お礼を申し上げられないので、市長へご報告を差し上げます」との内容。

認知症女性の保護にかかった経費を館林市が負担することを報じた5月18日付の沖縄タイムス

 館林市は2007年、東京都の認知症の女性を保護、身元が判明するまで市内の介護施設で約7年間預かった。その間の経費を家族に請求しないとする館林市の方針が5月18日付の本紙で報じられた。匿名の浦添市民はこれを読み、26日に寄付したという。

 館林市は「認知症は社会全体の問題で、人道的見地から請求すべきでない」と判断、寄付は福祉事業に充てるという。「若年性認知症への取り組み」や「介護施設の充実」を掲げる松本市長。館林市との縁をつないだ匿名市民に刺激を受け、公約実現へ前進するか。(平島夏実)

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