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  • 石垣市議会が奥武山陸上競技場での県民大会の変更を求め決議
  • 高校野球県予選で離島校が初戦をセルスタ球場で行えないと懸念
  • しかし県民大会は19日で初戦は18日。「思い違い」で決議送れず

 【石垣】石垣市議会(知念辰憲議長)は7日開会の6月定例会で、全国高校野球選手権沖縄大会1回戦を当初の予定通り沖縄セルラースタジアム那覇で行えるよう、19日の米軍属の事件に抗議する県民大会会場(奥武山陸上競技場)の変更を求める要請決議案を与党の賛成多数で採択した。離島球児らが初戦を同球場で行えないと懸念したものだったが、大会初日を「19日」と誤認。市内3高校など離島高の初戦は「18日」で、事務局は「大きな思い違い。現時点で送付はできない」と頭を抱えている。

沖縄セルラースタジアム那覇

 宛先は県高野連理事長とオール沖縄会議共同代表。事務局は、「そもそもの趣旨が違ってくる。このままでは送付できない」とし、今後、文面修正などで調整するという。

 議員提出議案で、採決は自民や公明など保守系で占める与党13人が賛成し、野党・中立の7人が反対。公明の1人は退席した。

 野党市議は「関係者や父母から正式な要請もなく、全県民が怒り心頭の中で開く大会に水を差す提案はおかしい」と批判。退席した与党市議は「野球関係者や球児にも影響が出る。政治的思惑を交えるべきではない」と指摘した。