各高校のグラウンドや体育館などで汗を流してきた選手たちは仕上げは十分だろうか。きょう、県高校総合体育大会の開会式が県総合運動公園で開かれ、あすから競技が始まる

▼練習場がなくて苦労してきた選手や競技の総決算として挑む生徒らがいれば、競技歴約2カ月で力試しの新人も、友人・知人に頼まれた急造部員もいる。それぞれの意気込みや高揚感、不安も抱えて晴れ舞台に挑む

▼コザ高は総合成績で4連覇を狙う。強さの源は、約8割に上るという部活加入率かもしれないが、それだけでなく、各競技会場で応援団が見せる熱の入った応援にもありそうだ

▼ことしは開会式にも、部活生以外の全生徒が訪れ、見守るという。同校は、「仲間を応援し、応援されることで『チームコザ』の一体感をもつ。自分も頑張ろう、と思うことも教育効果」としている。大きな声援が、選手たちの背中を押しているのだろう

▼試合後のインタビューで「応援が力になった」と感謝する選手は多い。赤の他人の記者の質問に「(試合を)見ててくれたんですね」と喜ぶ選手もいる。彼らにとって「見られる」ことが大事だと気づかされる

▼梅雨のさなか。天気は気になるが、競技会場に足を運んでみてはいかがだろうか。雨に負けないような高校生の頑張りを間近で感じてみてほしい。(安里真己)