【宜野湾】県立普天間高校同窓会の宮城政一会長らは29日、宜野湾市役所に佐喜真淳市長を訪ね、来年3月に返還される米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区への同高校の移転を要望する1万7511人分の署名を提出した。一方、県教育庁の県立学校教育課らの担当者が27日、同高校を視察し、市側と意見交換している。

署名を佐喜真市長(右)に提出した宮城同窓会長=29日、宜野湾市役所

 同窓会は現在の学校敷地が狭いとして、昨年12月に県教育庁や市へ移転を要請。今年5月からPTAとともに署名を集めてきた。

 宮城会長は「地域に開かれ、ゆとりある教育環境の整備のために移転を推進してほしい」と要望した。PTAの伊佐英明会長や下地敏洋校長ら17人が同席した。

 佐喜真市長は「真摯(しんし)に受け止めて対応したい。県立高校なので県との調整になる」と述べるにとどめた。

 今後は県教育庁や県、市の3者で協議を進める見通し。建て替えに要する財源の課題もあり、流動的な要素もある。