米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、防衛省が手続きを進めているキャンプ・シュワブ周辺の漁業制限水域の詳細が判明した。埋め立てを予定する160ヘクタールを覆う広範囲を、常時漁船の操業を禁止する「第1種区域」に設定する。

拡大される第1種区域の範囲

 第1種区域はこれまで陸上施設の保安を目的に沿岸から50メートル沖までだったが、大幅な拡大になる。漁業権を持つ名護漁協の同意を得れば、漁船以外の立ち入りを禁止する可能性もある。

 防衛省は7月にも海底21地点を掘削する地質調査や磁気探査などを実施する予定で、移設に反対する住民のボートやカヌーが作業現場に近寄るのを防ぐ狙いがあるとみられる。