JAおきなわ(砂川博紀理事長)は、2017年2月に那覇市楚辺の現JA会館を約500メートル西の市壺川にある「ざまみビル」跡地一帯に全面的に移転・新築する。29日、各地区代表者でつくる最高意思決定機関の経営管理委員会で了承した。6日から開く各地区説明会を経て6月の通常総代会で正式に報告する。

新JA会館の完成イメージ図

現新JA会館所在地と新JA会館予定地

新JA会館の完成イメージ図 現新JA会館所在地と新JA会館予定地

 総事業費は土地代を含む49億円。地上11階建て(免震構造)で、建物面積は1・4倍の1万400平方メートル。敷地面積(ざまみマンション含む)は約5612平方メートル。駐車場は161台分を確保し、全て業務車両と会館利用客に充てる。来年7月に起工する。

 現在のJA会館は、復帰翌年の1973年の建設から40年が経過し、新耐震基準などに合わなくなっていた。建て替える案もあったが会館を含む敷地面積の約7割が那覇市の都市計画法で住宅地域となり、7階を超える高さが制限されるなど課題があり断念した。

 一方、移転後も現会館跡地は売却せず保有。復帰前の琉球農連時代から続く歴史ある場所として、跡利用委員会を立ち上げ農協に寄与する活用法を検討する。